インプロ→台本

バイト終わりで舞台を観てきた。
インプロ(即興劇)をやってる人たちが多数出演する台本芝居。

私は台本よりインプロの方が自由度が高くて好きなのだが、
やはり役者として顔が知られている、テレビに出ている様な方々は台本の芝居をやっているので、
私も台本には慣れないといけない。
けれども苦手意識がある。
じゃあ、インプロバイザー(インプロする人)はどのように台本に取り組んでいるのだろうと気になり、行ってきた。

脚本の内容は私の好みで、シリアスであり青春でもあった。
元を取ったと思えるくらい面白かった。

役者の芝居に関して言えば、ごく自然。
他の舞台を見てると、ぎこちないなとか思う行動や台詞が目についたりするのだが、今回観に行った舞台にはそれが少なかったように思う。

インプロをするときに気を付けていることは、受け取った反応(リアクション)に依って生まれた自分の感情を大事にすること。
それを抑えずに発散する(見せてしまう)こと。

普段の生活上に台本はない。
常に身の回りから受ける雰囲気、言葉、反応を受け取り、感情が生まれ、自分が反応する。
日常のプロセスと同じプロセスを辿るインプロだからこそ、自然に見えたのかなと思ったのかもしれない。

いい勉強になった。